グローバルな感性とサステナビリティの交差点で：ピパチャラとエレフの成功の裏にある物語

まず、ECサラダに依頼したきっかけや、選んだ理由について教えていただけますか？

堀尾さん
そうですね、まず私たちが扱っているブランドには大きく3つの特徴があります。1つ目は、グローバルに展開しているインポートブランドであること。2つ目は、サステナブルなブランドであること。そして3つ目は、日本初上陸のブランドであることです。これらの特徴を最大限に引き出し、クリエイティブに表現するためには、グローバルな視点を持ちつつ、サステナビリティとファッションの融合を理解しているパートナーが必要でした。

ECサラダとのミーティングを重ねる中で、彼らが私たちのビジネスやブランドについて深く理解し、その上で新しい感覚とクリエイティブなアイデアを持っていると感じました。それが最終的に依頼する決め手になりました。

具体的なエピソードがあれば教えていただけますか？

堀尾さん
もちろんです。例えば、ピパチャラのデザイナーである女性は、ジバンシーなどの欧米のハイブランドでの経験が豊富ですが、非常に自由で自然体な人なんです。彼女の考え方は、ポップアップショップを作るときに、施工を担当するデザイナーがその商品を見て感じたままに作っても良いというものでした。彼女は、他者の感じたことからインスピレーションや可能性を見出す力を信じていました。

また、ピパチャラの共同経営者であるお姉さんは、豊富なサステナビリティの経験を持っています。彼女のバックグラウンドには、学位や国連での社会貢献活動があり、これらの経験を活かして、サステナブルとファッションが融合するブランドを作り上げました。ファッションのデザイン性だけでなく、サステナブルな背景を持つことが非常に重要だと考えていたのです。

このブランドの特性を表現するには、言葉だけでは説明しきれない、感情的なつながりが重要だと感じました。ECサラダのチームは、徹底的にヒアリングを行い、ブランドの本質を理解し、感情的なつながりを表現するためのクリエイティブな力を持っています。その上、映像や画像の質が非常に高いという点も、依頼する決め手の一つでした。

堀尾さんが扱っているブランド、特にピパチャラやエレフは、ファッションとサステナビリティがキーワードになっています。これは、堀尾さんがそのようなブランドに惹かれる理由と関係があるのでしょうか？それとも、ファッション自体が好きなのでしょうか？

堀尾さん
それは両方に当たるかもしれません。私はもともとアパレルメーカー側にいた人間で、ファッションには深い知識とコネクションがあります。一方で、サステナビリティや社会貢献も重要な要素です。私の祖父は、横浜で生活困窮者のための社会貢献活動を行い、勲章を受けたこともあります。私もいつか、そのような社会貢献を軸にした活動をしたいとずっと思っていました。

私の好きなファッションと、社会貢献というキーワードのコラボレーションを実現することが目標でした。ECサラダのチームにこのモチベーションを説明したとき、彼らは非常に共感してくれました。共感できる人に依頼するのが一番だと思います。それが私にとって一番大切な要素でした。

さらに、ECサラダを選んだ理由として、各メンバーの個性も大きな要因です。彼らはグローバルな視点を持ち、自由な感覚で、良い意味で率直な意見を持っています。私たちの視点では気づけない新しいアイデアを提案してくれる期待感がありました。ファッション業界で長年経験してきた私でも思いもよらない発想を持つ若い力を求めていたのです。

彼らは時には鋭い意見をくれることもありますが、それは誠実さの表れだと思っています。基本的にまっすぐで親しみやすい人ばかりで、その人柄がこのチームの強みだと感じています。

まとめ

グローバルでありながら、サステナブルな視点を持つブランド、ピパチャラとエレフ。堀尾さんのビジョンと情熱が、この二つのブランドの成長を支えています。ECサラダとのコラボレーションが、彼らのブランドを次のステージへと導いた秘訣を深く掘り下げました。

堀尾さんは、長年のアパレル業界での経験と、家族から受け継がれた社会貢献の精神を融合させて、革新的なブランドを築き上げました。彼の語るピパチャラの自由なデザイナーと、サステナビリティに精通した共同経営者のストーリーは、ファッションと社会的責任の融合がいかに重要かを物語っています。

そして、ECサラダのチームとの協力により、これらのブランドはその本質を余すところなく伝えることができました。グローバルな視点と感情的なつながりを大切にする彼らのアプローチが、ブランドの魅力を最大限に引き出しています。

堀尾さんのファッションへの情熱と社会貢献への願いが、ピパチャラとエレフを特別な存在にしているのです。